パゥワー

新規立ち上げサイトが増えるにつれ、当然更新担当サイトも増え、ヒーコラ言う我が社の製作陣の救世主を求めようと、最近求人を出したそうなんですよ奥さん。



条件は、HTML&CSS必須、JS順必須、Flash(AS)できれば尚可という事で出してるらしいんですワ。ヘローワークからボチボチと応募の電話がかかってくるようなんですが、まぁ最低限のフィルタっていうことで、採用条件をクリアしてるか聞くわけなんですよ。



HTMLすらクリアしてない人間の多いこと多いこと。



HTML使えないWeb屋ってのは、バットを振れない野球選手、ひらがなを使えない日本人と同じだと思うんです。CSS常用漢字でJSが中学英語みたいな。何でそんな状態でWeb製作に応募する気になれるんでしょうか。ていうかそれ以前に採用条件嫁。



最近「卒業までにはプロの実力!目指そうWebデザイナ〜!」的なスクール広告や、「カンタン!Webデザイナ〜!」的な本をボチボチ見るわけなんですが、世間一般的にWeb製作の仕事って楽チンコな職に思われてるんですかね。イヤ、ボク自身Web構築は好きなんで、苦に感じた事も無いんですけどね。



まぁHTMLなんて小学生でも覚えられるし、ツール使えばそれなりのレイアウトは組める。お気楽にも見られる。じゃあそれで仕事になるかっつーとンなワケない。こんなのは、何とか野球のルール知ってる程度の面子9人を集められたばかりの草野球チームみたいな状態。野球をただ楽しむだけなら十分だけど、金なんて取れやしない。実行可能な必要最低条件が揃っただけであって、技術・知識・経験すべてが赤子。それで「野球で食ってくぞ〜^^」なんて言うヤツは馬鹿でしょ?ココなんです。技術・知識・経験だけでなく、何より「意識」が足りてないんです。



もしWebデザイナ〜を目指している夢見る少年少女が読む事があったらい一つ言いたい。

知識だけでなく「意識」も伸ばして欲しい。



とりあえず、腕の立つ猛者に来て欲しい今日この頃。





普通に説教だなコレ。