ピースメーカー3巻がクソ面白かった

作者: 皆川亮二
出版社/メーカー: 集英社
発売日: 2009/02/19
メディア: コミック
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新刊売り場になんと高さ1m弱の6列もの平積みがなされていて、まずミナガーファンとして全俺が泣いた。
今回の表紙はサブ主人公のカイルやヒロイン(?)のニコラすら差し置いて敵役のコニー様ですが、このお方、ショットガンでクイックドロウをする上に気配を完全に消せ、さらには片目が夜行性で夜目が利き、(ネタバレ)なおかつ巨乳という超チート性能。
「処刑人」の紅一点は、まずスナイパーライフル系だろうと思っていたのにショットガン使いとは、そこで予想を大きく外された上、単なる敵の紅一点というだけでなく何やら裏側の事情もあって、決闘とは名ばかりのバトルロイヤルの激しいアクションの中にしっかりとドラマ性も含まれている。
さらには何やら覚醒して、コニー様の超チート性能を「威圧感」で上書きするような形で制してしまう涼ホープ。気配が無いなら逆に自分の威圧感で塗りつぶし、ついでに動揺を与えて飲んでしまえ理論。正直ここはスゴイARMS臭。ホープの背中からジャバウォック出てもおかしくない。
隼人ビートもホープに感化され何やら覚醒するもオチのmixiさん。
一つの巻に一エピソードを収めたコミックスとして、起承転結キッチリ構成された今回はかなり高レベルな内容だと思いました。
そんな皆川亮二先生のPEACE MAKERはコチラで試し読みできます。
いやホント、ここ最近読んだ中では一番面白い一冊だった。

考えてみれば、明るいにしろ暗いにしろ片目ずつしか有効に使えないなら遠近感もままならないだろうし、(ネタバレ含む)中〜近距離でブッパできるショットガンというのは理に適ってるんだなぁ。