サイト訪問者が認識する順位

1. 目に飛び込んでくる要素

主にロゴ、グローバルナビゲーション等。
意識せずとも目に止まり、視界の端にあっても「それが何であるか」を漠然とでも認識できる要素。

2. 読みたい要素

主にコンテンツ。
ユーザが求め、最優先で探している本来の内容。求めるコンテンツが画像か文章かで目配せの早さは変わるが、認識の差はあまり無い。

3. 目立つ要素

主に画像(コンテンツでない)、バナーなど。
目立ちはするが「バナーである」という認識があるユーザにとっては読み飛ばされ意識的にフタをされるため、コンテンツより認識は低い。

4. 読める要素

主にパンくずリストなど、サイトの利便性に関わる仕組み。
「読んで分かれば良い」というレベルの要素。コンテンツではないため、主張は避ける。

5. 分からない要素

主にタグクラウドなど、サイト運営者へ効果のある仕組み
その内容、意図がユーザに伝わらない・意義の無い要素。主張せず、場合により掲載の検討を。
下記の6とは異なるマイナスのストレスが高まる可能性あり。

6. 読めない要素

本来改善すべき要素。もしくは意図的に読解できなくしている飾り。
「読めない」という時点で認識はされているため、読めないことに対して発生するストレスを意図した効果として狙っている場合は有効と言える。(やきもきさせる印象効果)




パンくずをやたら目立たせるような要望に対して考えた箇条書き。
あと個人的に、タグクラウドってSEO狙い以外は制作者のオナニーだと思ってます。タグクラウドが「何であるか」を知ってる人以外には意味不明な単語群なので、アクセシビリティはともかくユーザビリティに良いとは思っていません。
基本的に順位を崩さないことがユーザビリティとして良いと思いますが、プロモーション的には6が1になるといったケースも考えられるのでケースバイケースで。