【思考】弱さという魅力

弱い人間は、その弱さがあじわいとなる。







俺は他人に対して弱さや甘さを見せるのが極めて苦手だ。



というのも、大概の「弱さ・甘さ」を自己で解決し、和らげ、外に吐く頃には自ら笑い話にしているため、他者に自分を晒し慣れていないからだ。



だから俺の「人」は薄まり、底が浅く、あじわいの無い人間となる。



人心を纏わない人生を考えてみた事もあったが、それはひどく幸薄く、力無い







解決のしようの無い弱さは、中途半端な強さからくるのではなかろうか。





だけれども、今後も俺は「弱さ」を打ち出す気は微塵も無い。