SBR #11

スティールボールラン11巻を読んだ。表紙カッチョいい。

もうね、今までは5部が一番好きだったのだけれど、歴代ジョジョシリーズの中でこの7部(SBR)が一番好きになりそうな勢いである。月刊というペースで描かれているお陰か、一話あたりの内容が太くコマ切れ感が無く、全体的に上質な雰囲気を感じるせいだろうか。
荒木節全開のバトルシーンに加えて未だに全容の見えないストーリー。それに加えて、ギリギリの死線を掻い潜っているにも関わらず、たまにユルいノリでハメを外してくれるジャイロとジョニィのキャラが良すぎだ。ニョホホホウホホ!
しかし何と言うか…(以下白字)
意外ッ!それはサンドマン! 正しくはサウンドマン。
第一話で主役とみまごう登場で始まり、そのルックス(イケメン)や自分の足だけで走るという独自性から、いつかメインの仲間となると思っていたのが敵役として出てくるとはッ!しかもディオのように何度も合い見えるライバルではなく一回限りで再起不能(リタイア)だなんてェ〜ッ!アブドゥルどころの騒ぎじゃないッ!
あそこで引いてくれれば「悪」とは言えない動機的に、いつか仲間になりえる可能性もあったろうに…(スタンドもイケメンだった)
この意外性も荒木流であると、僕は「敬意」を払うッ!
しかしいくらホット・パンツに治してもらったとはいえ、河の中で腕と脚切断されてジョンジョロォ〜ッと血が流れ出たのに、一晩でピンピンしてるジャイロ…いや、これはツェペリ家の修練による強さか。あ、でも明らかに心臓一突きされてるノリスケも蘇生されてら。ノリスケのキャラも悪くないから、もういっそメイン化してほしい。
新たなる相手(?)は4部のスーパー・フライっぽい感じで、どう対処すりゃいいのか俺にはサッパリ分からない。金はともかく腕時計を「使い切る」なんて無理だし、もう\(^o^)/って感じ。後続の敵がある意味カギを握るのか。
それにしてもこのジョニィ、「遺体」にモテモテである。

あぁ〜、早くも12巻が待ち遠しいぜェ〜ッ!
そういやエッシャー展にも黄金比の螺旋図が展示されてたっけなァ。