任天堂シフト

http://www.nintendo-inside.jp/news/205/20581.html
http://www.nintendo-inside.jp/news/205/20579.html
任天堂が一兆円企業となったおかげか、この極端なシフト。
完全に株主アピールのリリースではあるけれど、流れとしてはすごく良いのは間違いない。逆にPS3は、タブーにでもなってるのかってくらい一般メディアじゃ触れられもしなくなっている。
Wii・DSはライトを含む老若男女幅広い層、欧米で成功してる360はコアゲーマー層、この二機種はターゲットが明確なのだけれど、PS3は…やたらエグゼクティブなイメージを押し出してるのは確かだから…富裕層?富裕層を振舞いたい層?実際シナテンバイヤーの主な顧客は海外の富裕層だし。
PS3はライトに遊ぶにゃヘビーに高いし、広く売るためかコアと言えるゲームもあまり出てない。作り手側から見れば、ライトなゲームを作るにゃオーバースペックだし、プレイヤーを選ぶリスクのあるコアなゲームは安易に出せないし、何より開発費が高く普及もしてないPS3では、中堅ソフトハウスは二の足を踏む。今や大手ですら慎重だ。完全に悪いスパイラル。
そして何よりPS2の成功にあぐらをかいた、「高くてもどうせ買うんだろゲーヲタどもwwwww」的なゴーマニズムマーケティングが酷かった。そりゃクタさんも迷言残して早々にトンズラせざるを得ない。
まぁ結局のところ、「面白い」ゲームができりゃ箱が何だろうがいいんだけどね。



PC以外の据え置きゲームを、あまりやりたいと思わなくなった今では、一歩引いた位置でゲームカルチャー・ゲームビジネスを見据える方が面白い気がする。最近カプコン株の値動きも面白いし。