とるにたらないこと

「HTMLはプログラム言語ではない」
ボクらWeb屋にとっては定説であり、語るまでもない取るに足らない内容でありますが、5〜6年前はコレを風潮していた痛い時期が、ボクにもありました。
HTMLはPG言語ではないが、HTMLを知らない人にとってはPG言語にしか見えないわけで、それを「HTMLはPG言語ではない」と説明することって、全く無意味であって正しく取るに足らない無駄な知識であり、それを聞く時間は相手にとって全く無駄な時間なのだ。無駄かどうかは受け取る人による、って話は置いておくとして。
教養は自ら得ることで初めて教養となるのであり、教養の押し付けは面白くもない映画を無理やり観なければならないようなものだ。


自分自身Webについての教養を吸収する行為は好きなのだけれど、それをアウトプットしたいとはあまり思わない。というか上手くアウトプットできない。
なぜか。
自分はあまり「技術ギジュツ」した環境に身を置いたことがなく、Web技術を欲する人の中のWeb技術要員としていた時期の方が長く、何かの説明をする際にも技術用語を避けて分かり易く伝えることを信条としていた。
例え話はうまくなったと思うけれど、逆に技術的に思いっきりツッこんだ話が下手になってしまった。そもそも技術を技術とイチイチ認識せず、基礎体力として揮っていたってのもあるかも。
それでもやはり前述の信条は変わらないし、それで良いと思ってる。いろんな人に伝えられる方がいいから。


そんだけ。