Webサイト提案書の書き方を知りたい

最近は実制作より見積りや提案書を書くことも多くなっています。
今回受け持った案件は、ウチで数年前に制作し今までの運用も受けていて、リニューアルという形で担当することになったのですが、そちらはWebの運用に対して比較的真摯に取り組んでいる企業様で、今回のリニューアルに対して先方が割と具体的にアクセス数や問合せ数の目標を立てていて、それに応える提案書を出すべきなのですが、どうにも確信が持てない。
確信が持てないというのも、具体的な数字に応えようがないからです。

リニューアル要点として当然デザイン面やアクセシビリティの向上も盛り込み、結果としては現状より効果を上げるという自信はありますが、正直なところWebサイトなんてのはトライ&エラー、やってみてダメだったらまた別の方法を試して少しずつ良くして行く、というのが常であって、リニューアル一発でその目標をクリアできるかというと、ハッキリ言って誰も分かる訳が無いと思うんですよね。

どんなにモノを良くしようとも、人対人の売り込み営業でなくWebというユーザ本意のメディアな限り、確実な数字など出せるわけもなく、結局のところSEO精度を向上させて確度の高いユーザを呼び込んでみた上で、中長期で検証を重ねていくしかないんですよね〜。
あ、ハイ出た結論。
Webサイトをリニューアル段階で目標数達成を明確に打ち出すことは、絶 対 無 理
何を言っても口先三寸のハッタリになります。営業目標ってのは大体そんなもんかも知れないけれど…
ただしリニューアル(制作)後に長期的にトライ&エラーを繰り返すことによる改善は逆に絶対可能なので(それでも具体数を出すのは難しいが)、そういった運用を含めた提案が出来ればいいんじゃなかろーか。
…うん、結局のところ頭の中でごく普通のこととして扱っていることを明文化しろってことなだけですね。


ウェブの仕事力が上がる標準ガイドブック 3 Webディレクション

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とりあえずここら辺から読んでます。