俺が提案書を書く上での問題点

苦手を吐露して可視化反省。
俺自身が「より良いものを作りたい」というモットーの中で、生理的に「嫌」な要素に当たると本当に思考が停止してしまう。後々独立を目論むためにも、これは何とかしないといけない。

一定以上の知識、リテラシーを求めてはいけない

「これぐらい知ってるよなぁ…分かってて欲しいんだけどなぁ…」というケースになるとストレスが先に来てしまい、自分の脳味噌で無意味な葛藤が始まる。俺の図解能力が低いことの表れ。図解能力を上げるしかない。

かと言ってシンプルすぎもダメ

あまり専門用語を避けすぎても「簡単すぎ。バカにしてんの?」って反応のクライアントもいる。
若干のそれっぽい専門用語も交えて、注釈で補足を行うと良い。

バカ正直に書いてはいけない

もちろん嘘を書いてもいけないが、クライアントの運用努力や運も含めてギリギリ収まる希望的観測値まで盛り込む。
ハッキリ言ってそこまでWeb運用に注力するクライアントなんて滅多にいないので9割方大風呂敷で終わるが、「0%ではない」レベルまで話を膨らませる。
…実力以上に意識が伴わない分不相応の結果を求めることが嫌いなだけに、この大風呂敷を敷く作業が一番「嫌」なんだよなぁ('A`)
「運用をとにかく簡単に」と、ヤル気も大して無いのに楽して成功なんて出来るかっての。

ショボいからと出し惜しみしない

技術屋視点で見るとショボく、推し出すのも恥ずかしいものが他人にとってもショボいとは限らない。
「ショボい=安易・安直」であるが、逆に言えば初心者にもその難しさが理解しやすい単純さということ。簡単なものほど「難しいよね?」と聞かれ、本当に難しいものほど「簡単でしょ?」と聞かれる現象にあたる。
同業にプゲラれようが売れさえすれば勝ちという考えでショボいものもアピール。

で、キレイ事抜きで提案書とは

「夢を見せてあげる紙」と見つけたり。
夢をたっぷり見せた後、現実(見積)を見せて少しずつ大風呂敷を畳んでいくものなんだよねぇ。
夢を夢と終わらせたくないクライアント様は…
金と時間とヤル気を出してくださいッ!
ローマは一日にして成らず。
「企業努力」の一言で値切ろうとする人って、同様に「企業努力」で捻出できないものなんですかね。



さ、可視化できたところで目前の仕事を進めますか。